浅井昭衛氏へのメッセージ
浅井昭衛氏(令和5年10月16日 命終)は、なにかにつけて、日蓮正宗に種々の働きかけをしてきました。これはおそらく、信仰的にいえば、浅井昭衛氏は、自身の振る舞いが誤りだったことに気づいていた証と言えるのではないでしょうか。つまり、
①「自分や、お父さん(故甚兵衛氏)は、創価学会の池田大作氏の謗法行為を指弾するあまり、やりすぎてしまった。言い過ぎてしまった。ぜったいにしてはならない御本山と御法主上人を誹謗してしまった。大きな失敗だった。振り上げた拳をどのように下ろせばよいのかわからない」
②「宗門に謝罪しても簡単に許されることはないだろうから、とにかく、『自分たちは悪くない。学会に利用された日達上人が悪かったんだ』と言いたい。そこで、日達上人の親戚と称する人を担ぎ上げて、『日達上人の「死相が悪かった、だから自分たちは正しかった』と報道させた。しかし、日達上人の親戚と名乗った者は、ニセモノだったことがわかり、これ以上、信仰的な恥の上塗りはしたくない」
③「いずれにしても浅井家は、一家そろって大御本尊の元に戻りたい。昔ながらの正しい信心がしたい。お山にいきたい。どうしても、死ぬまでには大御本尊にお会いしたい」
と思い、必死に、もがいておられるのでしょう。
そうであるならば、浅井家の方々にはぜひお考えいただきたい。
あなた方は大変に頭もよく、仏法の難しい教義も、よく知っていることはわかります。
しかし日蓮大聖人の信心は、御書に「智者・学匠の身と為りても地獄に堕ちて何の詮か有るべき」(御書1519)とあるように、智慧や知識、能力ではなく、ただ「御本尊様がありがたい」という素直な心をもって、成仏していくものなのです。いつでも「初心に立ち返ること」が大切だということを、どうぞ思い出してください…。
浅井家の方々が行なうべきことは、日蓮正宗を誹謗したり、「法論」を要求し続けることではありません。今は、
一、名誉や誇りを捨てて、ただちに顕正会を解散し、浅井家一族そろって日蓮正宗に再入信させていただくことです。昭衛氏は命終されたようですが、その他のご家族は間に合います。今日でも、明日でも実行することができるのです。
今、勇気ある決断をして行動すれば、令和13年の宗祖日蓮大聖人750遠忌という大佳節には、一族そろってお祝いの大法要登山に参列することも、けっして夢ではありません。
二、全国にいる顕正会会員の皆さんに、浅井昭衛氏(後継者としての城衛氏)みずから指示を出してください。それは「全国各地にある日蓮正宗寺院に、指導と救いを求めていくよう」勧める指示です。これを徹底し、浅井家の家族一同の信心をやり直していくことこそ、これまで50年以上にわたって積んでしまった一家の謗法罪障を消滅する唯一の道であると、一日も早く気づいていただきたいものです。
我が身で行なった罪障の消滅は、その同じ口、同じ身をもって大御本尊と時の御法主上人猊下に懺悔謝罪し、心あらたに折伏実践に生きてこそ叶うもの。浅井家の人々の勇気と改心、行動を心から願ってやみません。