顕正会員の皆さん・浅井家の皆さんへ
浅井昭衛氏の命終に際して思うこと
令和5年10月16日、浅井昭衛会長が命終したと報道されました。
これを大きな節目として、顕正会員の皆さんには、冷静になって、みずからの信仰を見つめ直していただきたいと思います。とくに、昭衛氏の息子さんたち、克衛氏、城衛氏には「浅井家」の行く末のため、多くの会員の成仏のため、勇気ある決断をしていただきたい。
《冷静になって、振り返って…》
昭衛氏のこれまでの指導は、なにひとつ、具体化されていません。
○「誑惑の正本堂から大御本尊が遷座されたら、それをもって顕正会の役目は終了する。各地の会館は寺院として、すべて日蓮正宗に御供養し、顕正会は解散する」
→ 実際に正本堂は解体されたのに、何ひとつ具体的な行動を起こしませんでした。
○「誑惑の正本堂から大御本尊が遷座されたら、その大英断を下された立派な御法主上人猊下によって顕正会の信心の正しさが認められる」
→ 当時の総本山第67世日顕上人からは、顕正会は何ひとつ“お褒めの言葉”を受けることはできなかった。
→ 正本堂が解体されたのに顕正会の功績を認めてくれない、浅井会長を褒めてくれない、そんな日顕上人は気に入らない
→ 創価学会に同調する形で「日顕は日達から相承を受けていない。ニセ法主だった」と、新しく言い出した。まさに 「後出しじゃんけん」。
○『立正安国論』を引用しつつ、昭衛氏は「他国から攻められる」「のっぴきならない危機的状況」「世界の破滅は近い」と何度も警告や預言をしてきた
→ 何ひとつ、予言した日時に的中しなかった。
→ 浅井先生の祈りのおかげで危機を回避できたというが、だったら、立正安国論での警告には意味がないことになる。こうした考えは、大聖人軽視、浅井会長こそ現代の仏という大謗法。
○「顕正会は、300万を達成した」と言うが、多くの外国人の勧誘が当たり前に行なわれている現状での300万人である
→ 留学生や、短期就労者として来日した人を入会させても、日本国の広宣流布が進んだことにはならない。
○各地の会館に安置している本尊について、「松本尊能化から託された日布上人の御形木御本尊」と説明している
→ 大きさや形、歴史的経緯から言って、そのような本尊は日蓮正宗には存在しないことが判明。
→ 浅井昭衛氏は、創価学会が日寛上人の御本尊を印刷してニセ本尊を大量販売していることをマネて、御本尊を印刷・配布しているのではないかとの疑惑が持たれる。
浅井昭衛氏による近年の言動だけを見ても、これだけの矛盾・過ち・疑義があるのです。顕正会員の皆さん、こうした矛盾が指摘されるのは、どうしてだと思いますか。
答えは簡単です。
日蓮大聖人の唯一の正統門下として、本門戒壇の大御本尊と唯授一人の血脈相承を伝える日蓮正宗を批判・中傷することは、「まっすぐなものを、曲がっている」と無理矢理に言い張ることと同じ行為であり、どうしても矛盾が出るのは当然なのです。
今後、浅井家による顕正会世襲制度を盤石なものとするため、昭衛氏の次男である城衛氏が跡継ぎ会長になるそうです。
しかし、「浅井家の方々」!。もうここらで、意地を張るのはやめましょう。これ以上、顕正会の独裁を続けても、日蓮正宗から認められることはぜったいにありませんし、次々と罪障を積むだけです。やがて命終ののち、一族みんなで大地獄へ堕落しては、悔やんでも悔やみきれないではありませんか。
昭和30年代から40年代前半にかけ、楽しく、また有り難く、日蓮正宗の信仰をさせていただいていた頃の浅井家へと戻しましょう。そして大御本尊様のもと、先祖の方々の謗法罪障消滅と、現在の一家和楽と成仏のため、地道に折伏を実践し、真の広宣流布に向けて挺身していくことこそ肝要です。
今からでも遅くありません。克衛氏、城衛氏が勇気をもって行動されるように願い、日蓮正宗妙通寺では、いつでも浅井家の方々の懺悔を基とした参詣をお待ちしています。