創価学会が、設立当初から反戦団体だったというのは、誤解です!
創価教育学会(創価学会の戦前の名前)の第5回総会報告書である『大善生活実証録』には、以下のような記載があります。
○牧口会長・戸田理事長が出席した創価教育学会・会合の記録より
「大東亜戦争も一週年の垂れんとして、(昭和天皇)陛下の御稜威の下、我が陸海軍将兵が緒戦以来、赫々たる戦果を挙げている事は、吾等の衷心より感激に堪えない次第であるが、然し一方世界の様相は、一層混乱の一路を辿(たど)るのみで、修羅地獄とは、こういうことを言うものとの実感を与える」(大善生活実証録 17ページ)
○牧口会長・戸田理事長が出席した創価教育学会・会合の記録より
「創価教育学会第五回総会も、方にここに閉会せんとするに当たって、不肖私から皆様に一言御挨拶させていただくことは、甚だ光栄に存ずる次第である。
いまや皇国日本か、北はアリューシャン群島方面より、遙かに太平洋の真ん中を貫き、南はソロモン群島付近まで及び、更に南洋諸島を経て西は印度洋からビルマ支那大陸に、将又(はたまた)蒙古満州に至るの広大なる戦域に亘り、赫々たる戦果を挙げ、真に聖戦の目的を完遂せんとして老若男女を問はず、第一線に立つ者も、銃後に在る者も、いまは恐らくが戦場精神によって一丸となり、只管に目的達成に邁進しつつあることは、すでに皆様熟知されるところである。(略)本日の総会に当たり、私達同信の者は、起てこの聖言に新たなる生命を感じ、現下の国情に深く思いを致し、相共に携えてこの重大時局に対処せられんことを熟望してやまない次第である。会長牧口先生の常日頃私達を警められて、国家のための信仰を鞭撻せられる所以も、吾が学会の使命の目的も、即ちかかってここにあるものを確く信ずるものである」(大善生活実証録 48ページ)
(創価教育学会 昭和17年12月31日発行)
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