「御本尊を替えてないから大丈夫!」と思っている学会員さんへ

 

 

 日蓮大聖人は御入滅に先立ち、日興上人を、自分の後継者に選ばれました。

 そして、南無妙法蓮華経の教えのすべてを、たった一人、日興上人だけに授けられたのです。このことから、日蓮大聖人の仏法では、日興上人のことを「二代目」という意味から、「第二祖」と尊称します。


 「どうして日興上人だけが、日蓮大聖人の仏法を正しく受け継いだといえるのか?」と疑問に思う人がいるかもしれません。


 この疑念は、「日興上人だけが、日蓮大聖人よりすべての教えを授かった証拠」によって簡単に晴らすことができます。

 それは、仏法史上最高の宝、つまり日蓮大聖人が弘安2年10月12日に建立された本門戒壇の大御本尊が、日興上人に授けられたという事実です。この大御本尊こそ唯授一人の血脈相承の根源です。この大御本尊は後年、日興上人より第三祖日目上人へと授けられました。ですから日目上人が、日興上人の正統な跡継ぎであることもまた、日目上人の元に大御本尊が厳護されていたという事実によって明らかなのです。このようにして、大御本尊を一身に所持される方が、唯授一人の血脈を承けた日蓮大聖人の正統な後継者と言えるのであり、現代に至っても、日蓮正宗総本山大石寺に本門戒壇の大御本尊がまします以上、日蓮正宗の歴代御法主上人こそが、現代における日蓮大聖人の正当な後継者であると言えるのです。
 さて、日興上人ご在世当時、佐渡島に「自分は日蓮大聖人の直々の弟子である」と勝手に名乗る人や、大聖人の正統な後継者である日興上人以外の人を、自分の師匠とする人が出現するようになりました。日蓮大聖人という大師匠が亡くなった直後から、自分勝手な発言や振る舞いをする人たちが現われたことは、大変に残念なことです。
 こういった人々の信仰姿勢の間違いを糺すため、日興上人が佐渡在住の信徒へ出されたお手紙が、現在でも大石寺に保存されています。その内容は以下のとおりです。

 

「この法門は、師弟子をただして仏になり候。師弟子だにも違い候へば、同じ法華を持ちまいらせて候へども、無間地獄に堕ち候なり」(日蓮正宗歴代法主全書①ー183)
 この内容を意訳しますと、
 「日蓮大聖人の信心は、正しい師匠のもと、その師匠の弟子として信心に励まなければいけないのです。もしも、正しくない人を師匠(信心の先輩)などと思い込んで、その人の言葉に従って修行してしまえば、たとえ、自分では「日蓮大聖人の信仰を正しく実践している」と思い込み、一生懸命に唱題し折伏したとしても、そんな信心では成仏はできないどころか、かえって正しい師匠に背くことになりますから、やればやるほど、地獄の苦しみに堕ちていくことになるのです」
との厳しいお言葉です。繰り返しますが、これは日興上人のお言葉です。

 あなたは、幹部から「御本尊を交換しなさい」と言われても、それを拒否して、日達上人の御本尊など正統な日蓮正宗の御本尊様を大切に護り抜いて来られたのですから、以前は日蓮正宗の良き信徒として、まじめに信心に励んでおられたのでしょう。


 しかし、現在の創価学会は、残念ながら「本門戒壇の大御本尊は信仰の対象としない」と、日蓮大聖人の仏法の「命」を断(た)ってしまったのです。このことは、あなたの家の日達上人の御本尊様と、日蓮大聖人という仏様との間に、功徳が流れない状態になってしまったことを意味します。

 ですから、どんなに「私は御本尊を交換せず、日達上人の御本尊を大事にしているから、正しい信心ができている」と自分では思っていても、さきほどの日興上人の言葉によれば、今のあなたの信心は、残念ながら、「正しい師弟相対の信心」ではなくなっていることは明らかです。よって、このまま創価学会に所属したままでいる限り、これからのあなたの信心には功徳がないばかりか、「学会でがんばれば頑張るほど罪障を積む」という大変、残念な結果となるのです。

 最高の御本尊様を学会幹部の手に渡さなかったあなたの勇気。今こそ、その勇気をもって堂々と創価学会を脱会し、日蓮正宗妙通寺の法華講員となりましょう。そして正しい師匠のもと、最高の仏道修行に励んでいきましょう。

 

妙通寺では、創価学会を脱会する方をいつでも暖かく支援し、励ます用意ができています。安心してご相談ください。


 (当該文章は、創価学会員への折伏教本掲載の文章に筆者が一部加筆し、あらたに作製したものです)

 

 日蓮正宗 妙通寺(妙通寺・日蓮正宗でも検索可)

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毎月の行事

 

  ● 先祖供養 お経日  

      14:00/19:00

※日程変更あり・要確認

 

第 1    日曜日 

  ● 広布唱題会      

      9:00

 

第 2    日曜日 

    ● 御報恩 お講  

            14:00

 

お講前日の土曜日  

     ●お逮夜 お講   

            19:00

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