御授戒をお受けし、御本尊様を自宅(自室)に安置する意味
日蓮正宗妙通寺の信徒となる場合、妙通寺の御本尊の御前で「御授戒」の儀式を受けていただき、その後、自宅の仏壇に南無妙法蓮華経の曼荼羅御本尊を掛けていただくことが必要となります。
聖徳太子は十七条憲法の第二項で「篤(あつ)く三宝を敬え」と語っているように、私たち仏教徒にとっては、まず三宝(仏宝・法宝・僧宝)を尊敬し、深く帰依する(信ずる)ことが大切です。
日蓮大聖人の教えでは、「仏宝(ぶっぽう)」とは日蓮大聖人のことです。「法宝(ほうぼう)」とは「南無妙法蓮華経」と書かれた御本尊(大御本尊)のことです。「僧宝(そうぼう)」とは日蓮大聖人の後継者として、命がけで大御本尊を護られた日興上人(広義では日蓮大聖人よりの唯授一人血脈を伝承される大石寺の歴代上人)のことです。
日蓮正宗妙通寺の信徒になったら、この三つの宝を深く敬うことを誓う儀式=御授戒を、家族全員で受ましょう。
また、仏教には多くのお経があります。内容はそれぞれ違っても、共通していえることは、「戒律・禅定・智慧の三つ(三学)を修行せよ」ということです。
日蓮正宗の「戒律」は「菩提寺や自宅の御本尊を敬い守る」ことです。
次の「禅定」は、「南無妙法蓮華経の曼荼羅御本尊だけに信仰を定め、御本尊に向かって勤行する~法華経と題目を唱える」こと。これが日蓮正宗の禅定方式で、座禅を組む修行などは行いません。
最後の「智慧」は「法華経の深義を理解すること」です。難しい事が分からない私たちは、智慧の代わりに御本尊を素直に信ずること。この正直で素直な「信仰心」が「智慧」に代わると、日蓮大聖人は教えられています。
「戒定慧」(三学)の解釈にはその他、さまざまなものがありますが、日蓮正宗の信仰を実践することで、誰でもただちに御本尊の功徳、日蓮大聖人という仏の御利益が生活に具体的に顕われてくるのです。
三つの宝への帰依を誓う「御授戒」の儀式。そして御本尊の功徳をいただくため自宅の仏壇に御本尊を掛けて護っていく実践修行。このふたつは、日蓮正宗信徒には欠かせない事項とされます。
御授戒や御本尊安置に関する具体的方法・手続きについては、妙通寺住職にいつでもご相談ください。
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