総本山第67世日顕上人ご指南
コップの水があふれる如き唱題を
自分自身の生活を妙法の広大な功徳をもって試みるということが大切だと思うのであります。こういうことが本当に行われ、その得難い体験を一人ひとりが得ていくところには、地に足の着いた広宣流布の確信が、皆様方一人ひとりの命のなかにも生じ、またそれをもって多くの人を導いていけるのであります。
コップのなかに水を一杯に入れ、さらにそこへ水を注げば必ず外へあふれます。そのように、皆様方の命、生活のなかに、妙法唱題の功徳が真に入りきったならば、必ず他に向かってこの妙法の功徳を「五十展転隨喜の功徳」として示していくところの姿が顕れると思うのであります
〔大日蓮H9.5ー六八〕