ほっと一息!法華講員と創価学会員の対話

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 ○法華講員A(女性) 
◆法華講員B(男性)
▽創価学会員C(奥さん)
□未入信者D(ご主人)
 

 

法華講員A法華講員B   「こんにちは。山本さん! 今日はお時間を作っていただき、

                    ありがとうございます」

 

創価学会員C 「あら、お久しぶり。お元気そうで何よりです。参院選と都議選が重なっ

       て、お互い大変よね~」

 

法華講員A  「あ~選挙、F取りなんですね? 実は私たち、学会を脱会して日蓮正宗の

       法華講員(信徒)になったのです。今日は、そのお話をさせていただきたい

       と思って訪問しました」

 

創価学会員C(顔色を変えて)「まあ!!。そんな話なら帰ってください!」

 

法華講員B  「奥さん、学会が、牧口先生、戸田先生による学会創立以来、一番の信仰の

       根本としてきた大御本尊様への信仰を変えたって、知ってますか?」

 

創価学会員C 「そんなこと知りません。でも、時代が変わったから、根本とすべき御本尊

       も替わるんだと、会合で聞かされましたけど…」

 

法華講員A  「奥さん、私たちも本当に学会にはお世話になりました。だって御本尊様に

       出会えたのは、学会のお陰ですから…」

 

法華講員B  「でも、昔の学会は、お山にも行って、御僧侶とも仲良かった。組織も和気

       藹々で、もっと楽しい信心だったよね。でも変わっちゃった。それは、大御

       本尊様から、信心が離れてしまった事が一番の原因だと思うのです」

 

 

創価学会員C 「私は池田先生を尊敬していますが、信じているのは御本尊様です。だっ

       て、成仏させていただくのは、先生じゃなくて御本尊様ですものね。そんな

       ことは分かっています。でも、広布に尽くしてきた先生を、突然、切っちゃ

       った宗門は、やり方がおかしいと思うのよ」

 

 

法華講員B  「まあまあ。ところで、ご主人は、はじめてお会いしますが、どのようにお

       考えなんですか?」

 

未入信者D  「ああ、はじめまして。伸一と申します。うちは、家内だけが学会で、私は

       何もしていません。もともと学会が嫌いだったんで、誘われても、会合に出

       たことはないし、聖教も読んだことがないんです。

        でも普通に考えて、お坊さんがいない葬式は変だよね」

 

創価学会員C 「だからそれは、時代が変わったからなの」

 

法華講員A  「確かに、時代に合わせて、変えなきゃならないことも、あるわよね。でも

       変えちゃいけないことだって、あるんじゃない?」

 

法華講員B  「ほら、歌舞伎とかお茶、お花だって、伝統をしっかりと守りながら、新し

       いモノを取り入れていますよね」

 

法華講員A  「そうよ。変わらないから「根本」というんでしょ。根本まで変えてしまっ

       たら、浮き草のように流されて、遠い未来には、跡形も無く消えてしまうん

       じゃない?」

 

法華講員B  「大聖人様の信心の根っこ、根本が大石寺にある大御本尊様への信心という 

       ことなんですよ」

 

未入信者D  「確かに根本って、そういうことだよね。ところで御本尊といえば、いつだ

       ったか、学会の人がやってきて仏壇の中を覗いて、『ああ、六十六世・日達

       上人の御本尊が古くなっている。交換した方がいい』と言ってたよな。あ   

       れ、どうした?」

 

創価学会員C 「私は、嫌だったんだけど、婦人部長が『会館で、新しい御本尊をもらって

       きてあげたから』って、交換していっちゃった。『三千円、立て替えてあ

       る』って言うから、少し多めに渡しといたけど…」

 

未入信者D  「えっ、替えちゃったのか?」

 

法華講員B  「ほら、おかしいじゃないですか。日達上人の御本尊なら、古過ぎるという

       ことはないはずです。もしも傷んでいるなら、表装替えしてでも、ずっと大 

       切に守っていくのが、信心というものですよね」

 

法華講員A  「今の学会の人は、本当に頭がどうかしちゃっているとしか思えないわ。だ

       って、いいですか! みんなが命がけで守ってきた御本尊様なのよ!」

 

創価学会員C 「うちの御本尊様は、お山に返納されて、どうなっちゃったのかしら?」

 

法華講員B  「大石寺には返されず、東京の学会本部が処分しています。その証拠に、御

       本尊を交換するとき、『いかなる理由があっても、返還を求めません』とい

       う書類に署名させられたでしょ?…」

 

創価学会員C 「確かに書きました。じゃあ、なに? うちの御本尊様は、どこかで処分さ

       れちゃったってこと? そんなことになってたなんて、まったく知らなかっ

       た。大切な御本尊様を…。ああ~どうしたらいいのかしら」

 

法華講員B  「とにかく、一度、お寺へ行って相談してみませんか?」

 

創価学会員C 「でも、学会の人にバレたら、うるさいし」

 

法華講員A  「いちいち、お寺へ行ったなんて、言わなきゃいいのよ」

 

創価学会員C 「だって、いつも近所をウロウロと歩き回っている婦人部がいて、外出する

       たびに『どこ行ってきた?』って聞かれるのよ」

 

未入信者D  「お前はアホか? そんなの『ちょっと、そこまで』って言えばいいじゃな

       いか」

 

創価学会員C 「それが言えたら苦労しないのよ~。あなたは、学会婦人部の怖さを知らな

       いから、簡単に言えるのよ」

 

 

未入信者D  「そんなことより、お寺へ行くのはいいんだけど、正直言って、今は困った

       ことがないから、俺は信仰する気にはなれないんですよ。でもそれじゃあ、

       お寺さんに、かえって失礼になりませんか?」

 

法華講員A  「でもね、伸一さん。普段から信仰に興味がない人ほど、家族が病気になっ

       たりすると、慌てて変な宗教にだまされるってことも多いわよ」

 

創価学会員C 「そうなのよ。主人にはいつも、何かあったら困るから、せめて御本尊様に

       三唱だけでもしなさいと言っているんだけど。手も合わせないのよ」

 

法華講員B  「学会のニセ本尊に手を合わせなかったことはよかったですが、しかし、だ

       からといって正しい信仰をすることは必要ですよ」

 

未入信者D  「正しい信仰ねぇ…、それがいまいち、よくわからないんだよね」

 

法華講員A  「なにも困っていない時だからこそ、冷静な厳しい目で、何が正しくて、何

       が間違っているのか、信仰について考えられるんじゃありませんか?」

 

未入信者D  「まあ、そろそろ自分の葬式とか、先祖供養も考えなきゃならんとは思って

       いたんだけど。お寺へ行ったら、入会とか、入信させられるんでしょ?」

 

法華講員B  「もちろん、入信して、家族そろって信心するに越したことはありません

       が、ご住職に会っていただいて、お話を聞いて、それで『しばらく考えてみ 

       ます』って言って、帰ってきたって構いませんよ。

 

法華講員A  「お寺では、いろんな行事がありますから、一番後ろにこっそり座って、ご

       住職のお話を聞いて帰るだけでも、何か感じるはずよ」

 

未入信者D  「そんなんでいいんですか? 今まで、ちょっと構えてしまってね。お寺へ

       行くには、お布施は、いくらぐらい必要なんですか?」

 

創価学会員C 「そうだわ! 『日顕宗の寺へ行ったら、すごい高額の金銭を請求された』

       って学会の会合で聞いたわ」

 

法華講員B  「日蓮正宗は今も昔も、御供養を請求するとか、聞いたことありません。ま

       して信徒でもない人から、ご住職が御供養を受けとられることは、絶対にあ 

       りませんよ」

 

法華講員A  「日蓮正宗は、宗派を問わない霊感商法や「お払い」なんか、絶対にしない

       しね」

 

創価学会員C 「あら、そうなの? 日顕宗の寺は、金儲け主義になったって聞いたから、

       今はもう、誰からでも供養金を受け取るのかと思っていたわ」

 

法華講員A  「お願いだから「日顕宗」なんて言わないで…。その言葉を聞くだけで悲し

       くなるから…。私たちは昔の「日蓮正宗」のままなのよ。むしろ、奥さんは

       学会員なんだから、御供養したくても、させていただけないのよ」

 

法華講員B  「学会の人の考えは逆なんですよ。『御供養してやらない』んじゃなくて、

       今の学会員さんの信仰姿勢では、御供養させていただけないということなん

       です。それだけ日蓮正宗は厳格なんですよ」

 

法華講員A  「御本尊様に御供養を受け取っていただけるような、正しく素直な信心をし

       ないとね」

 

未入信者D  「ちょっと聞いていいですか? もう一つ大事な問題があるんです。僕は長  

       男で、先祖の仏壇を守らなければならないんです。だから、僕の代で、先祖

       の仏壇ごとすべてを日蓮正宗に変えるのは、とてもできそうにないんだよ

       ね」

 

創価学会員C 「あら、そんなの、あなたが腹をくくって「よし、信心するぞ」と決めちゃ

       えばいいのよ。親戚のおばさんたちは、うるさいだけで、御墓のことだっ

       て、誰も面倒みてくれないじゃない!」

 

法華講員A  「あら、奥さん。いつの間にかご主人を折伏してますね。

        でも、奥さんの言う通り、改宗は難しくはありませんよ。なぜって、お宅

       の宗派が今の形になったのは、先祖の誰かが、江戸時代あたりに、幕府の命

       令で改宗したからなのです。あなたの家ではすでに、何度も改宗を経験して

       るのよ」

 

法華講員B  「そうそう、ですから、あなたの代で、改宗してはいけない理由はないので

       す。実際、うちも長男だった親父が若いころ学会員さんから折伏されて、昔

       の宗教を捨てて日蓮正宗に入信し、今の私たちがあるんですから」

 

法華講員A  「もちろん、捨てると言っても、乱暴に、仏壇を捨てなさいということでは

       ありませんよ。時間をかけて準備し、親戚の人にもきちんと説明していけ

       ば、必ず分かってくれるはずです」

 

法華講員B  「実際にやってみると、改宗は、さほど難しいものではありませんよ」

 

創価学会員C 「そうよ、あなたも信心しなさいよ」

 

未入信者D  「俺は、学会には入らんぞ」

 

創価学会員C 「学会なんて入らなくていいわよ。御本尊様さえ大切に感じてくれればね。

       でも、私はどうしようかしら。地区担として、地区の人たちに『お寺へ行っ

       たら地獄に堕ちる』だの『お寺の住職はクソ坊主だ』なんて言っちゃったか

       らな~」

 

法華講員A  「奥さんは今まで、だまされていたんだから被害者なのよ。だから誰に遠慮

       することなく脱会できるはずよ」

 

法華講員B  「でも、被害者だからといって、与同罪というものがあり、そのままだった

       ら大変なことになります。だから、奥さんが正しい信心にもどって、猊下

       様、ご住職様の悪口を言ってしまった分、今度は学会の人を再折伏して、お

       寺に連れて行ってこそ、その罪障消滅ができるのです」

 

創価学会員C 「私に、そんなことができるかしら…。学会の婦人部の人たちは、すごい剣

       幕でおっかけてくるし、無理だわ」

 

未入信者D  「そんなこと、怖がることはないよ。俺がついてる。学会は大きな団体だ

       し、政治にも力を持っているかもしれんが、学会に批判的な人は、世の中に

       は多いんだぞ。学会員だけだよ、井の中の蛙のように、さも、自分たちが天

       下をとっているように思い込んでいるのは…」

 

創価学会員C 「あら、今度は、私が励まされているみたいね」

 

未入信者D  「やっと俺の話を、素直に聞けるようになったな。それだけでも今日、

       色々と話ができたのは良かったんじゃないか?」

 

法華講員B  「脱会するとかしないかとか、他の学会員さんへの折伏はともかく、まず、

       奥さん自身の信心が大事ですよ。昔から教わってきたでしょ?『一人立つの

       精神』」

 

法華講員A  「そうよ。だから、すぐにでもお寺へいってみましょう。うちのご住職は、

       噛みついたりしないから安心して!。遠慮しないで、なんでも聞いてみる

       といいですよ」

 

創価学会員C 「分かりました。今度、時間があったら行ってみます」

 

法華講員A  「いやいや。その「今度」は、なかなか、やって来ませんよ」

 

法華講員B  「お寺へ行く日時を、今、決めましょう。なんなら今からでもお寺へ行って

       みますか?」

 

未入信者D  「今からはちょっと…」

 

法華講員A  「では日時を約束しましょう。それと、お寺へ行く決心をすると、かならず

       障魔の働きが起こりますから、気を引き締めてね」

 

創価学会員C 「御本尊様? ニセ御本尊様? なんて言えばいいのか分かりませんが、

       どうしたらいいですか?」

 

法華講員B  「大事なことを忘れていました。今日からは仏壇の扉は閉めて、ぜったいに

       ニセ本尊には手を合わせないこと。なぜなら、作る資格のない人が作ったニ

       セ本尊は、功徳が無いばかりでなく、魔が入り込んでますから」

 

法華講員A  「でも、たとえニセ本尊だからといって、自分で勝手に処分しちゃダメよ。

       まず、お寺へ持っていって、ご住職に見ていただかないと…」

 

創価学会員C 「見ていただくなら、なおさら、早く行った方がいいわね。分かりました。

       よろしくお願いします」      

 

法華講員A 「うれしいわ、また一緒に正しい信心ができるわね」

 

法華講員B  「とにかく、お寺に電話して、ご住職のご都合を伺ってみますね」

 

 数日後、夫婦は法華講員に案内されて日蓮正宗寺院に参詣し、ご住職のお話を聞いて、すべて納得できました。

 しばらく準備期間をおいたのち、御授戒、勧誡式を受けて正式に日蓮正宗に再入信し、さっそく総本山大石寺へ参詣。奥さんは数十年ぶりに、本門戒壇の大御本尊様の御開扉を受けさせていただき、歓喜の登山もかないました。

 近所の学会婦人部の人が、入れ替わり立ち替わりやってきては、奥さんを学会へ引き戻そうとしましたが、そんな時はご主人ががんばって、奥さんを応援してくれました。

 創価学会と日蓮正宗が、まったく違う宗教になってしまったことは残念な出来事でしたが、こうした問題をきかっけに、山本家では夫婦そろって、協力しながら信心ができるようになったことは不幸中の幸いでした。

 

※ 上記は、実際に存在する複数のモデル、実際の複数のやりとりを基としていますが、全体の内容はそれらをまとめたフィクションであり、登場する団体・個人名はすべて架空のものです。

 

毎月の行事

 

  ● 先祖供養 お経日  

      14:00/19:00

※日程変更あり・要確認

 

第 1    日曜日 

  ● 広布唱題会      

      9:00

 

第 2    日曜日 

    ● 御報恩 お講  

            14:00

 

お講前日の土曜日  

     ●お逮夜 お講   

            19:00

http://www.myotsuuji.info